脳は 使えば使うほど 頭が良くなると言われますが、
使えば使うほど 脳のごみ(老廃物)もでるらしいのです。
身体の老廃物を洗い流すのはリンパですが 脳にはリンパ管がありません。
脳では 脊髄液が それを担っています。
脊髄液とは 脳やせき髄の周りを取り囲んでいる液体の事で、その液体のプール中に
脳と脊髄は浮かんでいると言えます。
横になる事で 脳の脊髄液は 脳の内に入りやすくなり 脳に溜まった老廃物や
毒素を 洗い流してくれています。
横になり深い睡眠状態になると 脳が静かになり 血流が落ち それを穴埋めするように 脊髄液が多量に流れ込み 脳のごみを取り去ってくれるんです。
睡眠中深い睡眠は2-3回あり 静かな大潮のように それは起こり 脳はきれいに
掃除されています。
アルツハイマー人の脳には 脳のごみ(βアミロイド)が溜まっています。
脳の掃除のシステムが うまくいかない事も原因の一つと考えられています。
慢性的な睡眠不足も 掃除の機能が十分働かな事になります。
眠らなくても 横になるだけで 脳に脊髄液は流れやすくなり 脳のごみは
取り去られます。 短い昼寝でも 効果はあります。
脳脊髄液は こんな働きを担い 役立ってくれています。