私たちは 遠い昔海から生まれました。
血液の中の液体(血漿)のミネラルのバランスは 海水ととても似ています。
現在の海水と比べると 血液の方がやや淡くなっているのは
原始の地球の海水の濃度は 今より淡かったためです。
原始の地球で 身体に閉じ込められた海(血液)は 人が何万回も命を繋ぐたびに
引き継がれてきて いまの私たちの身体に流れている血液となっています。
血潮と言われるように 何億年もの昔の海水と同じ成分を 保ち続けているという事は、驚異的な事と思います。
誰でも 覚えていなくても お母さんのおなかの中で 羊水に浸かっています。
その羊水も 海の中で脊椎動物が生まれたときの海水の塩分濃度と同じ 1% なのだそうです。
潮風に吹かれ 海に浮かんでいると 気持ちよく感じるのは お母さんのおなかの中にいる事を思い出して 遠い記憶が細胞の中に残っているのかもしれませんね。
海水には 80種類以上のミネラル成分が含まれていて、ナトリウム以外の数字に表れないような微量ミネラルも 血液を保つために必要なのです。
海の水を天日干しした海塩か 岩塩(ヒマラヤソルト)をおすすめします。
海塩を取る事は単に味付けのためではなく 体内のミネラルバランスを整える為です。
食材の重さの 約1%の塩を振ると より自然で美味しく感じられると思います。
身体の中の ”海” を大切にしてくださいね。