食事の後に、疲れ だるさ 眠気を感じることはありませんか。
それは、もしかしたら食後の血糖値が 関係しているかもしれません。
健康診断で異常がなくても 食後に急激に血糖値が高くなる現象は 最近知られるようになってきました。
これが血糖スパイクで 健康に大きな影響を与えるとして注目されています。
食事をした後は 誰でも一時的に血糖値が高くなりますが、ホルモンがすぐ分泌されて 血糖の上がり方はなだらかで 2時間以内にもとに戻ります。
精製された炭水化物(パンなど粉で作られた食べ物)を 多めに食べたり、
ホルモン(インスリン)が不足したりすると 食後の血糖値が異常に高くなる ”血糖スパイク” が おこります。
食後の血糖値が 140以上あると高血糖と判断されます。グラフのように食後に血糖値が 200 近くになる事もよくあります。
血糖スパイクがあるか知りたい方は 市販されている リブレ2 という簡単な装置で測定できます。 ご自分の14日間の血糖の流れを 知る事が出来ます。
血糖スパイクは 隠れ糖尿病状態で、一時的な高血糖でも 血管にダメージを与えて、心臓や脳の血管の病気につながる事が知られています。
予防のためには、食事の内容や取り方に 気をつける事が大切です。
予防のためには、まず 甘い飲み物 食べ物は控えめにしましょう。
最初に野菜やたんぱく質をとり、後から炭水化物を食べる事も心がけましょう。
炭水化物を最初に食べると血糖スパイクがおこりやすくなります。
主食は 食物繊維の少ない パン うどん 白米は 控えめにして 食物線維の多い
胚芽米や雑穀米 などを おすすめします。
血糖スパイクは気づかれにくいのですが、知って対策する事で予防できると思いますよ。