鍼灸は WHOで有効性を認められた療法です。
アメリカ 欧米諸国では 積極的に西洋医療を補助するものとして注目され大学病院や医療機関で多く用いられています。
東洋医学では 気の流れが人の活動を支えるエネルギーであると考えられています。
気が体内をめぐっているのですが、気が不足したり 滞ったり 逆行したりすると、病気になるのです。
気は体内に 張り巡らされた 経路(けいろ)を通って 身体に働きかけます。
経路には気の出入り口 経穴(けいけつ)があって これが ”つぼ”と言われています。361個のツボが あるといわれています。
”つぼ” を刺激する事で 経路を流れる気を 調整でき、気の流れがスムーズに
なると 体調が整ってきます。
身体はすべてつながっているという考えで 全体のバランスをとることで健康にしていく治療です。
その効果は 鍼灸は血管を広げ、血液の流れを改善します。
ストレスなどによる 脳の疲労を休ませる効果があります。この事で脳の処理能力を回復させます。
”エンドルフィン” という気分が良くなり痛みを抑える物質が 脳に放出されます。
色々な痛みは脳で感じるのですが 鍼は脳に伝わる回路を弱めて痛みを和らげます。
鍼の刺激は 免疫細胞を鍛えて 風邪などをひきにくくします。
鍼灸は 身体の自然治癒力を上げてくれる おおきな力を持っています。