喉に違和感がある。のどの奥に痰や鼻水が落ちてくる 風邪ではないのに咳や痰がでる。
こんな症状はありませんか?
それは 慢性上咽頭炎かもしれません。
鼻から吸い込まれた 空気は鼻の奥の 上咽頭を通ります。
吸い込んだ空気は様々な細菌やウイルスの混ざっており、体はこれらから 身体を守る為免疫の 第一の関門が 上咽頭なのです。
風邪で喉が痛くなるのは 急性の腫れ でしばらくすると治ることがほとんどです。
炎症が長引くと ウイルスや細菌がなくなっても 免疫の活性化だけが続いてしまいます。 慢性の炎症となり 治療が効きずらくなります。
免疫は 諸刃の剣のような側面があります。
本来は体を守るものが、慢性化すると 喉の腫れにとどまらず 血液に乗って体のあちこちに炎症を引き起こすことも知られています。
咳喘息 一部のじん臓病や 自己免疫疾患 慢性疲労症候群 などです。
昔から ”風邪は万病のもと”と言われますが。慢性上咽頭炎から様々な不調がおこることを知ると 昔の人がいかに真実を言い表しているかがわかります。
慢性上咽頭炎 の治療として Bスポット療法があります。
ある液体を上咽頭に塗る方法ですが、耳鼻科医で行っているところも増えてきました。 少し刺激がありますが、驚くほどの効果をもたらすことがわかっています。
一度風邪をひくとなかなか治らない。 のどに痛みがあるのに病院に行っても正常だといわれてしまう。などあれば 治療を考えてみると良いでしょう。